書籍「自分らしく、を生きていく。」

皆さんに支えられた
LAVENDER RING
MAKEUP & PHOTOS
WITH SMILESの
軌跡を、一冊に。

イベントで制作されたポスターと、インタビューを中心に編集されたのが
「自分らしく、を生きていく。-がんとともに生きる206人の笑顔と想い-」です。
自身の「大切にしていること」の言葉と一緒にデザインされた笑顔あふれる写真。
病気になってから「生きること」と向き合った結果紡ぎ出された、それぞれの哲学。
がんサバイバーや、そのご家族ご友人などのがんサポーター、
そして人生に悩むすべての人をも勇気づける一冊となっています。
世界対がんデーである2月4日に発売です。

この書籍の収益の一部は、
特定非営利活動法人キャンサーネットジャパンに寄付され、
今後のラベンダーリングの活動等に使用されます。

電子書籍版も発売!

電子書籍版は、以下のサイトよりご購入いただけます。

がんになっても、へっちゃらな人は誰もいないと思います。治療もつらいし、何よりも、がんになったことがつらい。
そんな中でも、患者さんたちは、素敵な笑顔を見せてくれます。がんになった人にも、がんになっていない人にも、勇気と希望を与えてくれる本だと想います。

日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 勝俣 範之

知っている人が一人もいなくても開いてみたくなる。ここには206人の人生があり、彼らの心の様子が垣間見れる。
辛かっただろう、悲しかっただろう、なぜ私が?と腹立たしかっただろうが、清々しい笑顔には負の想いを全く感じさせない。「がん=死」ではないことが写真で伝わってくる。社会のイメージを変える一冊。

芥川賞作家 保坂 和志

こんなにたくさんの先輩がいる。がんになったからこそ、できることやわかることがたくさんある。

50代・がんサバイバー

やっぱり、笑顔は最高のメイク!そして、笑顔はどんな薬よりも最高の治療薬!私たちも笑顔で、がんサバイバーの良き併走者になろう。

神奈川県立がんセンター病院長 金森 平和

「自分らしく、を生きていく。」と決められた方々の笑顔は素敵です。皆さんの笑顔は、暗闇に置かれて、迷って、泣いて、考えて、周りに支えられて出た答えではないでしょうか。
そんな笑顔は、私もピアサポーターとして「人生そんなに悪くない」って、他のがん経験者さんたちから思ってもらえるような活動をこれからもニューヨークで続けて行こうと、元気をいただくことができました。
がんを経験された皆さんが、いつでもどこでもこの笑顔のままで生活できる日が来ることを、切に願っています。

SHARE Cancer Support 日本語プログラム代表 ブロディー 愛子

がんを告げられた時、狼狽えてしまうことは自然な心理だと思います。
病気が人生に何らかの影響を与えることは避けられないにしても、「がん患者」という人生を生きるのではない。今までと変わらない自分の人生で、がんというファクターが加わっただけ。ラベンダーリングの取り組みは、そのことを思い出させてくれます。ひとりひとりの輝く笑顔は「自分らしく生きる」ことへのエールです。

認定NPO法人 希望の会理事長 グリーンルーペ発起人代表 轟 浩美

大人だけでなく、子どもたちにも「がん」はあって、どの年代のがんサバイバーの人たちも、みんな笑顔で「普通」の生活を謳歌しています。
がんサバイバーの人たちは、ごく当たり前の景色が、光り輝いていることを誰よりもよく知っていて、自分自身も輝いている人たちだと思いました。勇気をいただきました。
一人でも多くの人に、この本を手にとっていただき、誰にでもある「普通」の輝きを知ってほしいと思います。

国立成育医療研究センター 小児がんセンター長/日本小児がん研究グループ(JCCG)理事・企画広報委員長 松本 公一

それぞれが自分らしさを写真で表現できている!
がん患者の写真集と思う人達もいるかもしれません。ただ、そこにある笑顔と思いは、がんで無い人と変わらない素敵な笑顔と思いです。
がん患者と言わなければ、わからない。すこしでもがん患者に対するアンコンシャスバイアスを無くしたい気持ちが伝わる、とても素晴らしい写真集です。

テキサス大学MDアンダーソンがんセンター乳腺腫瘍内科部門教授 上野 直人

夫の付き添いで病院に行った際、出会うがん患者やその家族の方々は、みなさん神妙な面持ちでいらっしゃいます。真剣に『病気』と向き合っているから、当たり前の表情、当たり前の雰囲気なのだと思います。
しかし、この本に載っている皆さんの表情は、病院で出会った方々と同一人物とは思えません。この撮影に挑む際、真剣に前抜きにご自身の『人生』に向き合っているから、こんなに輝いた素敵な表情を撮って頂けるんだと感じます。落ち込んでばかりではなく、明るく闘病している方がこれだけたくさんいることを知って頂きたいです。

がん患者家族

6年前、がんの告知を受けたときの、世界の不幸を一人で背負うような真っ黒い感覚と孤独感を、今もはっきり覚えています。
6年経ち、世の中にはがんに罹患した多くの『仲間』がいることを知りました。本書に映っている仲間たちの多くは、とても前向きで献身的で逞しい。その姿に大きな救いと、自分もそうありたいという新たな目標を得ました。
本書ががんに罹患し、暗闇の中にいる方々に光をもたらす一冊となることを強く願っています。

株式会社ジェイエイシーリクルートメント シニアプリンシパル 大腸がんサバイバー 金澤 雄太

「笑顔」のパワーがすごい!!強さと優しさに、満ち溢れてる。ページをめくるたび、いきいきと輝いた笑顔シャワーを浴び続けるので、言葉では言い表せないくらい、心に響きます。そして、自然と涙があふれました。

看護師 H・N

「がん」と共生することが当たり前の時代ですが、若年での罹患者は少ないので孤立する傾向にあります。がんの種類も悩みも多様であり社会全体での支援が必要と考えます。
そのためには「がん」に罹患しても、前向きに生きていけることを誰もが知ることが必要です。LAVENDER RINGの活動は、がんサバイバーが力強く人生を生き抜き、楽しんでいることを企業・医療関係者など多くの人を巻き込み発信しています。
この活動がより広く浸透し多くの人が「がん」について身近に感じることができれば、今「がん」の人もそうでない人も自分らしくいきいきと生きていけるのではないでしょうか。まずは知ることが必要です。

AYA世代サバイバー/ピアサポーター 御園生 啓介

希少がんセンター待合にがん患者さん46名の世界で一枚だけの写真「MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES」のポスターを展示しています。
おひとりおひとりの笑顔が素敵で、来院された患者さんやご家族だけでなく、私たち医療者も勇気づけられ、思わず笑顔になります。この本の中に詰まっているがん患者さん206名の笑顔やメッセージがどうか皆さんに届きますように。
希少がんセンターは、これからも、がん患者さんが笑顔で生きているためのお手伝いを「LAVENDER RING」と共にしてゆきたいと願っています。

国立がん研究センター希少がんセンター センター長 川井 章、 看護師 加藤 陽子

二人に一人がかかる「がん」は、働き、子育てする世代にも共通する、誰もの「じぶんごと」。この本にあふれている、サバイバーやサポーターの笑顔と声を医療や政策に届けて活かしていくことが、確実にみんなの「明日」につながります。

厚生労働省 初代医務技監 鈴木 康裕

2度のがん治療から11年。がんを悪化させてしまった自分を責め、周りから置いていかれるような感覚に苦しみ何とか追いつこうともがいた10年でした。
私はラベンダー色が好きです。情熱の赤と冷静の青が1つになった色。治療中から治療後を過ごす中、赤と青を何度となく行き交い喜びも悲しみも沢山経験しました。
今回治療後10年の節目でラベンダーリングに参加させて頂き、私の中の赤と青が混ざり合いやっとラベンダー色になれたようなそんな感覚を味わう事ができました。がんを経験できた人生で良かったと心から思えたのです。
本の中の笑顔も沢山のラベンダー色に彩られています。それぞれのストーリーが優しく癒され、本を手に取ってくださる方に伝わっていくことを願っています。

女優 タレント / よつばの会 原 千晶

ここに登場する全員、がん経験者です。「人生終わったな」と思ってる?いえいえ。「がんを隠して生活してる?」いえいえ。確かに「がんになって良かったな」なんて誰も思いません。でも・・・「がんになったから、こうなれた」という人生が、出会いが、気づきがあるんです。
日本人の半分はがんになる時代です。ページをめくっていると「笑っていいんだ」、そして「その時は自分もこうなろう!」と力がもらえる素敵な本が出来ました。

フリーアナウンサー 笠井 信輔